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ヘアスタイリスト・河原里美が、この夏の猛暑をしのいだアイテム5つ。
■チャクラ バランシング ミスト6 100ml(AVEDA)
発売してすぐ購入して大好きになりました。仕事のメイクルームでも、自分用にも、大活躍のリピートアイテム。(2番と7番は殿堂入り)この夏は6番の、オレンジとゼラニウムの香りを髪に少し振って出かけると、フワッと香るいい匂いに暑さを忘れて癒されました。
■フラワーエッセンスブレンド リバイタライズ 15ml(ニールズヤード)
暑い上にストレスが溜まってどうしようもない! そんな時にお水にポタッと落とし、時間をかけてゆっくり飲んで静かに味わいます。するといつのまにかお花のエネルギーで玉ねぎの皮が1枚づつ剥かれていくように「もやもや〜」が和らいでゆくのです。
■ハニックス トリートメントリップス(ホーケン)
今年創業83年の(83=はちみつ)記念に出されたリップ。ミナペルホネンの皆川明さんのパッケージデザインもステキで、バッグから出すたびに「は~可愛い......」とテンションが上がりました。夏の日差しで唇も乾燥してしまうので、国産はちみつがたっぷり入ったこのリップは重宝しました。
■『A STRANGE ARRANGEMENT』MAYER HAWTHORNE(Stones Throw)
クーラーの効いた部屋でヘビーローテーションだった一枚。まるっきり70年代なスイートソウルだけど、歌っているのが白人という確信犯。しかもこのオタク顔! 収録曲
"Maybe So Maybe No"のPVもまたベニスビーチでスケートボードという、完全に"黒い音"と外した白人カルチャーがモチーフなのに、なぜかばっちりハマってます。夏はやっと終わりましたが、まだまだお世話になりそうです。
■『悪貨』島田雅彦(講談社)
今夏読んだ本の中で一番のお勧め。 イッキ読みをがまんして少しずつ読みました。 偽札を武器に国家を壊滅させようとする男の話。腐ったマスコミや破綻した経済が、普通に生活してても見えてしまう昨今「これってホントなんじゃ......」と薄ら寒さを感じたのは、効かせすぎたクーラーのせいだけじゃないはず。ダジャレを交えつつ、ずばり"本当のこと"を言っちゃう島田先生のtwitterでの発言もかっこいい!